今回は、
ピラティスの効果を引き上げるための
大切な胸式呼吸の基礎や実践方法を
体の専門家の視点から
解説していきたいと思います。
まずは結論から!!
【結論】
横隔膜を意識して
呼吸する習慣を身につけよう!
横隔膜を活性化させた
呼吸の仕方を身につけましょう。
姿勢改善に役立つだけでなく、
腰痛予防や手足や体の動きがスムーズになります。
適切な呼吸を毎日1分程度行うだけで、
体の動きが変化することに気がつくでしょう。
今回は、横隔膜の役割や呼吸で
意識するポイントについて解説していきます。
横隔膜ってどんな役割があるの?
始めに横隔膜の構造と作用について理解することが
適切な呼吸を行うためには重要となります。
引用:プロメテウス解剖学コアアトラス 医学書店
この辺はざっくりと
押さえてもらえれば大丈夫。
シンプルに解釈すると、
・肋骨の下をドーム状に覆う筋肉
・呼吸を行う際には横隔膜が上下に動く
・横隔膜には体を安定させる役割もある
この程度の解釈でOKです!
その他にも、
横隔膜には以下のような効果があると
科学的に証明されています。
呼吸機能が改善すると片脚でのバランス能力が高くなる!歩きも軽くスムーズになる!
横隔膜が活性化すると、体幹が安定して
腰の椎間板ヘルニアや腰椎すべり症などの改善にも役立つ!
息を吸って横隔膜に刺激が入るだけでも、
体が起き上がり姿勢改善にも効果的!
このように横隔膜を活性化させる事で
腰周りの障害予防や歩きが軽くなる、
姿勢が改善するといった
数多くのメリットがあるんですね。
横隔膜を活性化するためには
◯◯を意識しよう!
横隔膜の活性化するための
呼吸の仕方について解説致します。
先に結論をお伝え致します!
呼吸で横隔膜を活性化するために剣状突起(みぞおち)の上下動を意識しよう!
このサイトをご覧になっている
皆さんもやってみましょう!
①あぐらになり、背筋をまっすぐ座る。
②バストの間にある胸骨を両手で触れ、骨盤の方へスライドして”みぞおち”を見つける。
③ みぞおちを見つけて優しく指先でタッチ。
④息を吸うときに下へ指先で引き下げる。
⑤息を吸うときに上に指先で引き上げる。
いかがでしょうか?
みぞおちの部分に献上突起があるので
最初のうちはみぞおちに触れおくだけでもOKです。
まずは感覚を掴むことに集中するために
目を閉じてゆっくりと呼吸する事をオススメします。
上手く呼吸できた後には、
体が楽に動ける感覚が得られます!
ピラティスでは胸式呼吸が大切と言われますね。
この ”剣状突起” を意識した
胸式呼吸を行うことで、
腰周りの安定性を最大限に高めることができます。
体の土台が安定しているからこそ、
手足や背骨本来の動きがしやすい状態を
作り出せるようになるんですね。
まとめ
・横隔膜には呼吸だけでなく体幹を安定させる役割がある。
・横隔膜が活性化すると姿勢改善や腰周りの安定改善に効果的。
・剣状突起(みぞおち)上下の動きを意識すると横隔膜の活性化につながる
今回は横隔膜に着目した
呼吸方法について解説しました!
呼吸はいつでもできる体幹トレーニングなので、
隙間時間にこまめに取り入れてみることを
お勧め致します。
ご覧頂きありがとうございました!
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