こんにちはー!藤家です!
今日も張り切って体の勉強をしていきましょう!
今回はピラティス初心者さんが是非覚えてほしい、ピラティスでキレイな体型に変わるための6つの条件について解説していきます。
早速解説していきましょう!
<ピラティスでキレイな体型に変わるための6つの条件>
条件1:呼吸を意識する
条件2:背の高い自分を想像する
条件3:背骨を1つずつ動かす
条件4:体幹→首頭・手脚の順を意識する
条件5:良い体の動かし方を知っておく
条件6:イメージとリアルの動きを一致させる
これらについて以下解説していきます!
条件1:呼吸を意識する
ピラティスにおける胸式呼吸には『最適な姿勢を保つ』『動きの方向をサポートする』といった2つの役割が存在します。
結果を最短ルートで引き出すためにはとても大切な考え方なので、これは必ず頭の中に入れておきましょう。
最適な姿勢を保つためには、腰まわりや骨盤がぐらつかず安定していることが大切です。
『背筋をまっすぐにして呼吸をする』
これだけでもお腹へ適切な腹圧が掛かり、安定した良い姿勢を作り出すことができます。
動きの方向をサポートしてくれることも大切な要素です。呼吸1つで動きたい方向へ体を導くことができます。
例えば、胸を反らす動きを更に促したい場合には、バストの間にある胸の骨に手を当てて深呼吸するだけでも効果があります。
呼吸1つとっても、体幹を安定させたり、体の動きの方向をサポートしたりすることが可能となります。
条件2:背の高い自分を想像する
普段よりこぶし1つ分、背の高い自分を想像してみましょう。
そうすることによって、あなたの背骨は格段と動きやすくなり、姿勢改善の大きな一歩を踏み出したことになります。
背骨というものは、ざっくりまとめると『曲げる・反る・横に傾ける・捻る』といった動きが備わっています。
猫背で体を曲げた状態を70%と仮定した場合、それ以外の反る・横に傾ける・捻る動きは、たったの30%分しか発揮することが出来なくなります。
だからこそ、背筋を伸ばして『背骨が制限なく動ける状態』を保っておくことが大切になってきます。
また、ピラティスでは腰に負担をかけないことを大原則としています。
腰は非常に動きやすい部位であり、それ故に痛めやすい部分だからです。平成22年国民生活基礎調査によると、腰痛の割合は男性で1位、女性で2位と悩んでいる人が非常に多い様子が伺えます。
背骨を満遍なく使えるようにするため、ピラティスを行う際には『曲げる・反らす・横に傾ける・捻る』といった全ての動きにおいて体を伸ばす意識を徹底しています。
条件3:背骨を1つずつ動かす
『動きの分配=力の分配』
という言葉があります。背骨を一つ一つ動かすことで部分的にかかる背骨への負担を軽減するといった目的があります。
ここで皆さんの大好きなお菓子『ポッキー』を思い出してください。
ポッキーにある程度力を加えると、一箇所に強くストレスがかかり折れてしまいますね。
あれが背骨だとしたら??
そうです。怪我をします。私は、クライアント(患者様)に特別な理由がない限り、背骨を1つずつ動かすようにエクササイズを提供しています。
その方が、短時間で背骨全体がほぐれてきますし、局所にかかる背骨の負担を大幅に軽くすることができます。
背骨を部分的に動かす感覚が染み付いてくると、良い姿勢や理想的な動きをクライアント(患者様)も自身も感覚的に掴めるようになります。
『1つ1つの動きは小さく。必要な分だけ大きく。』
とても大切な考え方の1つとなります。
条件4:体幹→首頭・手脚の順を意識する
頭・首の動きが変われば、あなたの視える世界は広がります。
肩の動きが変われば、視えた物を捉える力が高まります。
脚の動きが変われば、自由自在に移動することができます。
『体幹→末端』を意識することで、胸周りやお腹周り、背中といったありとあらゆる筋肉がほぐれて姿勢改善につながります。
手脚だけを動かすだけのエクササイズでも、実は体幹を安定させた状態から動き出しを行っているため姿勢改善に大きく貢献します。
その他にも、関節を安全に保護したり筋肉に過剰な負荷をかけないといったメリットもあります。怪我をするリスクを最小限に抑えながらエクササイズが行えるのも、ピラティスならではの良さですね。
キレイな姿勢は、より効率的で手脚のダイナミックな動きを可能にします。キレイな姿勢は、あなたの視野を広げ周囲を見渡す力を強くしてくれます。
『体の中心から動き出す』
をぜひ意識してみてください。
条件5:良い体の動かし方を知っておく
悪い動きを認識できていない状態でのピラティスは危険です。
皆さんはこの中で良い腕の挙げ方をしている人は見つけられますか?画像がこれしか見当たらなかったのですみません(笑)
僕の場合は、一番右の子がキレイな腕の挙げ方をしているなと感じます。その理由は、背がスッと伸びていて肩をすくめずに腕を上げているように見えるからです。
一般的に良いと言われている腕の上げ方の基準は以下3点です。
・背すじが伸びている
・肩がすくんでいない
・肘がまっすぐ伸びている
体型が中々変わらないと感じている人は、悪い動き方から抜け出せていない可能性があります。
気になる方は、理学療法士の先生やピラティスの先生に動きを確認してもらうことも大切ですね。
条件6:イメージとリアルの動きを一致させる
エクササイズなら鏡を積極的に使いましょう!
ショッピングの最中なら窓に反射する自分を見てみましょう!
イメージと実際の動きにギャップがあり驚いた経験はありませんか?
キレイなスタイル・美しい動きを作るには『脳を鍛えること』が必要です。理想の動きと実際の動きの差を埋め合わせていく作業がここでは必要になります。
自分自身でコントロールできるようになるためのプロセスとしては、
①鏡を用いて身体コントロールして
②徐々に鏡を見る量を減らしながら
②最終的に自身の感覚のみでチャレンジする
この順序で慣らしていけばOK。
鏡で自分のイメージとリアルの擦り合わせることで、自分の動きのエラーに気付くことができます。
ショッピングの最中であれば『窓に反射した自分を見てから商品を見る』というプロセスを辿るだけでも姿勢改善の効果は飛躍的に向上します。
『まとめ』
<ピラティスでキレイな体型に変わるための6つの条件>
条件1:呼吸を意識する
条件2:背の高い自分を想像する
条件3:背骨を1つずつ動かす
条件4:体幹→首頭・手脚の順を意識する
条件5:良い体の動かし方を知っておく
条件6:イメージとリアルの動きを一致させる
これらを意識してピラティスに励んで頂くと、キレイな体型を最速で作り出すことができます。
ピラティスならではのダイナミックな動きに気を取られがちですが、ピラティスの基礎基本を押さえておくことの方がはるかに重要です。
キレイな体型になると、周りからの印象は大きく変わります。姿勢が悪いと『自身がなさそう』『暗い』といった印象を持たれがちです。
プライベートや趣味を全力で楽しむためにも、自分の体と向き合う習慣は1日5分でも良いから持っておくと良いですね。
寝る前や朝起きた時、空き時間。これらを利用して日々自分の体をメンテナンスしておきましょう!
ご覧頂きありがとうございました!
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